不貞行為

不貞行為

有責配偶者からの離婚請求につき、別居期間約3年半、子なし、不貞行為のみにより婚姻関係が破綻に至ったわけではないとして、これを認容した事例(静岡家裁浜松支部判決令3.1.26)

事案概要 ・平成24年 婚姻。妻(被告)には3子いるが、夫(原告)との子ではなくいずれも成人・平成26年 同居開始・平成29年 夫が自宅を出て別居開始・平成30年 夫が離婚調停申立て、不成立により終了夫が妻に対し、口論が絶えず、別居...
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妻から被告女性に対する不貞慰謝料請求訴訟において、メールのやりとりや夫が所持していたホテル利用明細書等からは不貞関係は認定できないとした事例(東京地判令3.1.27)

事案概要 ・平成18年 婚姻・平成25年 夫が妻(原告)に離婚申し出・平成26年 妻が自宅でホテルの本件利用明細書発見・平成27年 妻が夫と被告との間の本件メールのやり取り確認・平成28年 夫が海外出張に行った後、妻が居住する自宅へ...
不貞行為

夫から妻の不貞相手に対する損害賠償請求訴訟において、慰謝料額を100万円と認定した事例(東京地判令3.2.16)

事案概要 ・平成29年3月 婚姻・平成29年秋頃から平成31年3月 妻が当時の上司Cと不貞関係・平成30年8月頃から 不貞相手の男性(被告)が同僚Dと肉体関係を持つなど・令和元年5月2日 遅くともこの頃までに妻と不貞相手の男性が肉体...
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夫から妻の不貞相手(女性)に対する損害賠償請求訴訟において、性行為類似行為も不貞行為に該当するとし、慰謝料額を10万円と認定した事例(東京地判令3.2.16)

事案概要 ・平成26年 婚姻・平成29年1月 妻と被告(女性)が知り合う・同年4月 妻と被告が本件行為1に及ぶ・同年5月 妻と被告が本件行為2に及ぶ・同年6月 妻と被告が本件行為3に及ぶ/妻が被告に対し、プロポーズする・同年9月 被...
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出向先会社の代表者が同社の労働者の配偶者と不貞関係になったことにつき、出向元の使用者が使用者責任を負うとした事例(東京地判令和3.6.25)

事案概要 原告は夫、被告会社は夫の出向元会社、被告は、被告会社の執行役員かつ夫の出向先であるA社(被告会社の完全子会社)の代表取締役である。夫は、被告会社からA社に出向していた。原告の妻は、夫の出向期間中、被告と不貞関係となった(夫...
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夫婦間の交流があったとしても、婚姻関係が破綻していたと認定した事例(東京地判令3.8.5)

事案概要 妻が夫の不貞相手に対し、不法行為に基づく慰謝料の支払いを求めたところ、不貞相手は、不貞を開始した時期には既に夫婦関係は破綻していたと反論した事案。妻はタレントとしてテレビ番組に出演する者で、夫は芸能事務所に所属して芸能活動...
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元夫婦間の示談に基づき、不貞行為による損害賠償として元夫が元妻に金員を支払った場合、その全額が一部連帯部分(不貞慰謝料に対応する部分)に充当されるとした事例(東京地判令和3.10.22)

事案概要 ・平成28年 妻(原告)と夫が婚姻・平成30年4月 夫が被告(不貞相手)と性的関係を持つ・同年8月 妻と夫が離婚・令和元年10月 元妻と元夫が本件示談。その内容は、元夫が被告と不貞行為をし、損害賠償として500万円の支払義...
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18年間性交渉がなく、妻が外で深酒をして警察に保護されたり夫が過去に不貞行為をしたこと等があったとしても、婚姻関係が破綻していたとはいえないとした事例(東京地判令3.10.29)

事案概要 ・平成13年 妻(原告)と被告1(夫)が婚姻。子はない。・平成14年 妻が夫に対し、性行為が苦痛であり、子を設けたいなら離婚して他の女性との子を授かることも考えられると伝え、以後平成28年まで性交渉なし・平成29年12月頃...
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妻から夫の不貞相手に対する損害賠償請求訴訟において、慰謝料額を200万円と認定した事例(東京地判令3.10.29)

事案概要 ・平成12年 妻(原告)が夫と婚姻・平成14年・同19年 長男及び次男が出生・平成26年頃~ 被告と夫が性交渉を伴う交際(継続中)・令和3年2月 妻が被告に対し、慰謝料300万円及び遅延損害金を請求する訴訟提起 ...
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ビジネスホテルに1晩滞在した事実等から不貞行為を推認した事例(東京地判令3.11.2)

事案概要 ・平成30年  夫婦が婚姻・令和2年2月 妻が夫(原告)に対し、離婚申入れ・同年3月13日から14日 妻と被告が秋葉原のビジネスホテル(以下「本件ホテル」)に滞在・令和2年7月頃 夫が被告に対し、不法行為による損害賠償とし...
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